子どもはすごい
初めての場所で、子供たちがはしゃぎまわるのは自然のいきおいでしょう。
高い丘を走りおりたり、溝や丸太や崖や大岩など、なんでも自分の気に入ったものを見つけては、のぼったり、くぐったり、中へ入ったり・・・。
それはもうたいへんです。
冒険精神は、子供たちの環境に対する感覚を育てるためには不可欠なものです。
たった1日のハイキングでも、ちょっとした知識や工夫ですてきな冒険ができます。
目的地に着いて、そこから帰ろうという時、私はいつも子供たちに「もと来た道を帰れるかい?」と尋ねます。
もちろん来る途中、目印になる場所を指さしたり、来た道を振り返って見るように注意しておきます。
そう言われてから帰り道を見つけるまで、子供たちは不安と混乱におちいります。
しばらくの間、彼らは相談したり、議論したりしていますが、やがてリーダーと目ざす方向が決まります。
ときどき私は、子供たちからリーダー役をひきついだものの、本当に帰る道がわからなくなってしまい、責められる事もあります。
けれどもたいていの場合、子供たちは私の力をかりることなしに帰り道を見つけるようです。