気になることはこれ その5
子供が産めないというのは、妻という職業からの失業をもたらし得るほどの重大な契約違反だったそうです。
逆に、子供ー特に跡つぎを産んでいれば、妻の地位はかなり安泰でした。
こういう女性の家庭内での役割が母親たることに集中されていただけでなく、社会も女性の価値を母親であることにおいていました。
女子教育の目的も賢い母をつくるためであり、女子のスポーツや体育も、よい子を産むためという名目で行なわれました。
これより先の明治以前の時期には、女性が多産で母親であることは、大名や武家などでは重視されていたが、一般庶民の問ではそれほど重視されてはいませんでした。
それより、女性にも労働力を期待されることが多かったそうです。