気になることはこれ その9
明治33年は、産児制限もないこととて、女性イコール母親という等式が一般に成立していた時代です。
もちろん、平均命より長垂きる女性も多かったわけですが、長生きした女性にとってはどういう子供をもったかが鍵だったそうです。
現在のように社会保障も年金もない時代は、子供こそが老後保障の唯一最大の手段でした。
戦前の家族制度においては、夫の死後、長男あるいはそれに代る養子など家督を相続した者には親の面倒を見る義務がありました。
母親が子供の養育に情熱を注いだのは、経済的にみても合理的です。