怖いものは怖いんです
駅舎は高い塔があるペンション風のメルヘンチックな建物で、夜、灯がともるとステンドグラスがとてもきれいだ。
ニセコの山々にはひらふスキー場や東山スキー場など数々のスキー場がある。
道内はもちろん本州のスキーヤーにも人気があり、スキーのメッカになっている。
駅前からバスに乗り込む。
十数分でニセコアンヌプリスキー場に着いた。
さっそくレンタルスキーを借りて、どちらかといえばぼくは初級者なので、短いリフトで中腹まで上った。
まわりは、ピンク、イエローなど、蛍光色のスキーウエアでいっぱい。
ヘタさがわかるので、ぼくはなるべく端の方で静かに滑ることにした。
ボーゲンで滑るぼくを、他人はたぶんへっぴり腰なヤツ…と思うかもしれないが、こちらは真剣だ。
軽い気持ちで滑り降りて、今度は思いきってゴンドラに乗り、かなり高いところまで行ってみた。
ゴンドラを降りると、けっこう吹雪いていた。
一瞬、不安が頭の中をかすめたが、ピンクのウエアの女性が行ったのにつられて、覚悟を決め滑り降りた。
降りなきゃ仕方ないし、今晩のかに 訳ありもお預けだからね。
ゆっくりゆっくり、30分もかけてやっと降りてきた。