目かくし迷子

これは、「目かくしイモ虫」のミニチュア版です。

子供たちに目かくしをして、少し離れた場所までつれて行きます。

そして、その場所のようすがわかるまで、子供たちに手さぐりで探索をさせます。

もういいなとなったら目かくしをしたまま、もとのスタート地点までつれてもどりましょう。

さあ、目かくしを取ってあげて、こう聞いてみましょう。

「さっき、手でさぐった場所はどこだった?」

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目かくしイモ虫 2

適当と思える所まできたら、目かくしをはずします。

さあ、こんどは、子供たちが自分たちの歩いてきたコースを逆に出発点までもどらなければなりません。

その前に、私はときどき子供たちに絵や地図を描かせてみます。

歩いてきたコースや、そのまわりのようすについて感じたことを、目で見たかのように表現するのです。

この作業によって、子供たちは、自分で聞いた音や、かいだ匂い、体で感じたことを絵で表わせるようになります。

アヒルの声を聞いたのなら、近くに池か沼があったということでしょうし、よい香りがしたということは・そこに花が咲いていたのでしょう。

もどりのコースでは子供たちが、できるだけ自分で来た道を見つけられるよう、自由に歩かせてあげてください。

なお、「目かくしイモ虫」は6人以上になりますと、すぐに体がもつれてしまってうまく歩けませんので、ご注意を。

目かくしイモ虫

子供たちを、一般の人のいない場所までつれて行きます。

まず、みんなに目かくしをしてから、一列に並ばせ、両手を前の人の肩にのせて、1匹のイモ虫のかっこうになります。

さて、「目かくしイモ虫」の始まりです。

「私が頭になってこれからいろんな所に出かけます。

みんなは、一生懸命音を聞いたり、匂いをかいだりして、まわりに何があるか、そこがどこかを体で感じ取ってごらんなさい。」

途中、かわった木や岩がある所、花や灌木のよい香りが漂う所など、おもしろい場所があったら、しょっちゅう立ち止まりましょう。

周囲の自然が変化に富んだものであればあるほど、よいコースになります。

さらに変化をつけるため、道からはずれて歩いてみたり、水の干上がった河原をたどって歩いてみたり、陽の差し込む、開けた明るい森に出たりしてみましょ.う。

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カモフラージュ

このゲームは、自然界にある"保護色"や"適応"といったことについて、子供たちに知ってもらうために行うものです。

まず、12~15mのコースを選び、そこに、もともと自然界にはない人工物を10~15個置いておきます。

そのうちのいくつかは、フラッシュの球や風船のようにはっきり目立つものにし、その他はまわりに溶け込んで、見つけ出すのがむずかしいものを選びます。

なお、かくしておいた品物の数をメモしておくことをお忘れなく・・・。

さて、子供たちは、ひとりずつ間隔をおいてコースを歩き、かくされた品物を見つけ出していくのです。

ただし、見つけるだけで、取ってしまってはいけません。

ゴールに着いたら、子供たちひとりひとりから、いくつ見つけられたか、内緒で教えてもらいましょう。

もし、全部見つけた子供が1人もいなかった時には、「みんな、いくつ見つけた?」「さてな、まだあるぞ」と、もう1度探させてください。

最後に、動物が敵から身を守るのに役立っている、保護色というしくみについて話し合い、ゲームを終えます。

そうして今度は、昆虫やクモなどの、小さな本当の生きものたちを探しに行ってみましょう。

色いくつ?

今立っている所から動かないで、まわりの景色を見てごらん。

どんな色が見えるかな?

濃い色、薄い色があるかな??

こんな質問は、子供たちをこれまで以上に、身のまわりの自然の情景に気づかせることになるでしょう。

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音いくつ?

このゲームは、森や草原、湿地、あるいは公園など、どこでもできるものです。

グループになってあおむけに寝ころんで、手を上にあげます。

そして、まわりの音にじっと耳をすませ、鳥の声を聞きましょう。

違った鳥の声が聞こえてきたら、それをひとつひとつ指で数えていくのです。

さあ、だれが一番よく聞きとることができるでしょうか。

これは、子供たちに自然のいろいろな音、あるいは自然の静寂さに気づかせるのに、とても優れた遊びです。

鳥の声を聞くのになれてきたら、動物の出す声やその他の物音を聞いてみましょう。

草原をわたる風の音、木の葉の落ちる音、水の流れる音など、あらゆる音に耳を傾けてみてごらんなさい。

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帰り道をさがす 2

寝袋も暖かいコートも持っていなかったのですが、子供たちの意向を察して互いに暖め合うようにして夜をすごすことに決めました。

一番うす着の子供を真中にして、他の子供がその上におおいかぶさったり、まわりを取り囲んだりしました。

これは、初めの30分ほどはうまくいったのですが、下のほうで押しつぶされていた子供が、モゾモゾと外へはい出してきました。

すると外側にいた子供は、そのチャンスをねらって内側の暖かい所へもぐりこもうとします。

上にのっている子供は、寒いし、下の子供は押しつぶされて苦しくなります。

上から下ヘグルグル動いているうち、ちょうど真中にいる時だけ心地よく暖かくすごせるのです。

4時間ほどこうしてブソゴソしていたでしょうか、東の空がぼんやりと白み始め、この騒動も終わりとなりました。

私たちは起き上がって、トントン足ぶみしたり、腕をふりまわしたりして体を暖めながら日の出を待ったのです。

陽がのぼった後では、帰る方向を見つけることはたやすいことでした。

キャンプ場にたどり着いた時、私たちの目は疲れてかすんでいましたが、心の中は勝利と自信に満ちていました。

そのことがあって、1年後に子供たちに再会した時、彼らは私に「もう1度野宿してみたいなあ」とせがんだのでした。

特別やってみたいというのでなければ、わざわざこんな経験をする必要はありません。

そのかわり、これから紹介するゲームは、子供たちが自然を観察することに全ての神経を集中するという点では、同じような役割をはたしてくれるでしょう。

帰り道をさがす

以前、ナイトハイクをしていた時のことです。

遠くからミミズクの声が聞こえてきたので、私たちは彼に近づくことができるかどうかためしてみることにしました。

けれども、近づいたと思うたびにミミズクは森の奥へと飛んでいってしまいます。

とうとう真夜中になってしまいましたが、結局追いつくことができなかったので、キャンプ場へ帰ることにしました。

私がどちらに帰るべきか尋ねた時、小さな7本の人さし指が示した方角は、230度ものひらきがあったの
です。

その日は雨の気配もなく、高原にしてはそれほど寒い夜ではなかったので、私は子供たちに、独力で帰り道を探すように言いました。

最年長の子供がリーダーになり、私がしんがりをつとめました。

まもなくしてみんなは、リーダーにも道がわからなくなってしまったことに気づきました。

しかし、そのことを言いたてるものは誰もいません。

そのうち、結局スタート地点にもどってしまったので、彼はリーダーの役をおりて、別の子供が交代したのです。

次々とリーダーが代わり、どの子供も自分こそはと始めるのですが、私たちは夜の森をグルグルと歩きまわるばかりでした。

ついに子供たちは自尊心を捨てて、暗やみの中で帰り道を見つけ出すことはとてもできないことを認めたのでした。

子どもはすごい

初めての場所で、子供たちがはしゃぎまわるのは自然のいきおいでしょう。

高い丘を走りおりたり、溝や丸太や崖や大岩など、なんでも自分の気に入ったものを見つけては、のぼったり、くぐったり、中へ入ったり・・・。

それはもうたいへんです。

冒険精神は、子供たちの環境に対する感覚を育てるためには不可欠なものです。

たった1日のハイキングでも、ちょっとした知識や工夫ですてきな冒険ができます。

目的地に着いて、そこから帰ろうという時、私はいつも子供たちに「もと来た道を帰れるかい?」と尋ねます。

もちろん来る途中、目印になる場所を指さしたり、来た道を振り返って見るように注意しておきます。

そう言われてから帰り道を見つけるまで、子供たちは不安と混乱におちいります。

しばらくの間、彼らは相談したり、議論したりしていますが、やがてリーダーと目ざす方向が決まります。

ときどき私は、子供たちからリーダー役をひきついだものの、本当に帰る道がわからなくなってしまい、責められる事もあります。

けれどもたいていの場合、子供たちは私の力をかりることなしに帰り道を見つけるようです。

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